はじめまして、Afro-Design Boxのふかだです。

今日はアフリカ・タンザニアのママたちが作る”キトワロ”という名の伝統的なカタチ・技法で作られたモノ入れのご紹介です。

Afro-Design Boxでは、アフリカ各地から取り寄せた、モダンインテリアにもマッチする商品を集めていますが、そのバックグラウンドはさまざま。

例えばエジプトや南アフリカなど、経済的に発展しており、ヨーロッパやアメリカなどの都市に引けを取らない現代的なデザイナーの作品から、リサイクル材料やローカルの自然素材を使いながら、地元の人たちが生計を立てるためにグループを作って製作しているアイテム等々。

このアイテムはそのなかでも特異な、といってはなんですが、自国（ブルンジ国）で紛争が起こったために近隣国（タンザニア国）に逃れて、難民キャンプの中で暮らしているいわゆる難民の女性たちのグループ　Womencraftが、国連と協働して販売している商品になります。

発展途上国支援やフェアトレードなどといってしまうとアレですが、カワイイインテリアグッズを買うという行為がアフリカの難民たちの生活を支えている、そんなこともこの品物に物語を加えてくれています。

（Womencraftのロゴ）

先進諸国向け専用商品なので、品質管理などもしっかり行われ、クオリティに関しては言うことなしですが、素材はあくまで現地のサイザル麻を編み込んだ、ナチュラル感一杯のアイテムで、部屋の中に不思議な柔らかさをプラスしてくれます。

このアイテムは何といってもその愛らしさ。円筒形の本体に、ちょこんとしっぽ（？？）のついた傘のようなフタがついた小物入れになっております。

模様はUru・Inyabu・Ikibaの3パターン、色はブルー・ダークグレー・コッパーブラウンの3色からお選びいただけます。

（ダストボックスとしてつかってもカワイイかも）